仕事をやめたい時、無断で辞めたり、バックレても大丈夫なのか?2つの体験談と併せて解説!

にげる男性退職・失業

会社員として勤めて仕事をしていれば、嫌なことの一つや二つ・・・、いえ、もっと沢山あるかもしれません。また、人間関係が良くなかったり、パワハラに遭っていたりと、人それぞれ様々な問題に囲まれていて、今の仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。

基本的に退職する場合には、直属の上司だったり、責任者などと話し合って、退職するのが大切です。その際、いつ辞めるか、退職願いや退職届などの書類の提出などについて話が有り、退職手続きを進めるのが一般的な手順でしょう。

ただ、退職までどうにも我慢やストレスの限界を超えて、いきなり仕事を辞める、砕けた言い方をするならば、バックレざるをえない状況も起こりうることもあるかもしれません。しかし、果たしてそのような辞め方をしてしまって大丈夫なのでしょうか。

どうしても辞めたい場合は?

退職する際には、先述のような方法で応じてくれるのが一般的だと思いますが、中には責任者との接点が皆無だったり、話し合い自体をお願いすること自体が難しい場合もあるでしょう。また、中には悪質な企業や会社だったり、パワハラだったりと、何らかの理由で無断で辞めたり、バックレざるを得ない状況もあるかもしれません。そんな人のために、編集部宛にいただいた体験談をまとめましたので、紹介していきます。

25歳女性

20代女性

ITやデザイン系の職種に就くことを希望しており、それらの職種で募集されていた会社に、紹介予定派遣(正社員採用を前提に、派遣社員で就職すること)で就職しました。しかし、入社した初日に、自分が希望していたそれらの職種に携わることは出来ず、全く知らされていないテレアポ(電話で自社のサービスを営業、勧誘すること)として勤務することを告げられました。

それを聞かされて、「だったら最初からそう書けよ!」という怒りがわいてきたと同時に、自分の中でのやる気が一気に無くなり、これ以上平気で嘘で固めた求人で募集するような会社にいたくないと思い、初日の昼休憩の間に無言で職場を去りましたが、特に問題はありませんでした。強いて言うなら、他にも自分と同じように騙されて入社した同期の社員がいたことが問題だと思います。

20歳男性

学生の時にアルバイトとして勤務していましたが、パワハラ系の上司との折り合いが悪くなり、退職を考えるようになりました。その上司と接触したくなかったので、シフトを入れず、出勤しないという自然消滅的な形で退職しました。
バックレに該当するかどうかは微妙ですが、その後も勤務先から電話がかかってきたりといったことは無かったです。働いた分の給与もちゃんともらえました。

編集部より

冒頭でも述べましたが、どんな理由があったとしても、基本的には話し合いが肝要です。ただし、身の危険や、あまりにも耐えがたい仕打ちなど、常識的には考えられないような状況、境遇に追いやられてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、自身の安全を最優先にして、何も言わずに職場を去り、自身の態勢を整えることを考えてみてください。

ただし、職場を去る際には、会社の備品などを持ち出したり、借りている備品を返さない、会社の物品に危害を加えたりするのは、故意かどうかを問わず犯罪に発展する恐れがあるので、それらにだけはくれぐれも気をつけてください。