ワンオペは本当にやばいのか?コンビニ店長のワンオペ体験談

コンビニで働く人働き方

1人でお店の全部を回すのを通称ワンオペ(=ワンオペレーション)と言います。一般的に人件費を削る目的で、深夜から早朝にかけて、ワンオペ勤務を命じる仕事があったりします。今回は、編集部宛に寄せられた、コンビニ店長のワンオペ体験談についてご紹介いたしますので、参考にしてください。

22歳男性

東京都内のコンビニで雇われ店長として勤務していました。「深夜帯から早朝にかけては、来客は少ないから一人で仕事こなせるだろう。」というオーナー判断で、ワンオペをこなしていました。要は人件費削りたいから、馬車馬の如く働けということです。

ワンオペは、当然一人なので、ある意味気楽とも言えるかもしれませんが、レジや品出しといった通常業務は、一人だろうが何だろうが変わらずあるので、それらがいっぺんに来ると、当然一人では回しきれなくなります。

また、ワンオペ勤務中の6〜8時間は、ろくにトイレにも行けないし、休憩も有って無いようなものなので、デメリットの方が遥かに上だと思います。というか、「一人で働いてて、急に倒れたらどうすんねん?」と思います。度々ニュースなどでワンオペに関する事故や事件が起きているのを見ると、自分のことのように思えて大変気の毒です。

編集部より

労働基準法を守っている限りは、ワンオペで勤務させること自体は、違法性の無い働き方です。なのですが、やはり働く側からすと、ほとんどの場合において、メリットよりもデメリットの方が遙かに高い働き方です。ワンオペは、そもそも経営者側が人件費を減らして、事業を回したいという考えから来ている場合が大半なので、それも仕方の無いことなのかもしれません。これからワンオペの仕事を考えている人は、それらの点を十分に踏まえた上で、検討する方が良いでしょう。