ハローワーク(公共職業安定所)が抱える問題とは何なのか?

20代男性就職・転職支援

ハローワーク(公共職業安定所)勿論、そこで働かれたり、支援されている方々が悪いわけではないです。

サイトや情報が見づらい、分かりづらい

ハローワーク(公共職業安定所)は、各都道府県にありますが、実際にお住いの都道府県のハローワークのサイトを確認してみてください。ちゃんと表示されましたか?ちゃんと表示された方は、ラッキーです。ちなみに、下記は東京ハローワークのサイトです。

参考:東京ハローワーク

今度もちゃんと見られましたか?スマートフォンを使っている方は、ちゃんと見られなかった人が大半ではないでしょうか。実は、上記サイトはスマートフォンに対応していない、化石のような古い作りのサイトなのです。一体いつの時代のサイトかというような、見にくいフォントやレイアウトにびっくりした人もいるかもしれません。スマートフォンネイティブの若者に限らず、多くの人の利便性を完全に無視したような作りです。ハローワークだけがスマートフォンに対応していないというわけでは無く、管轄の厚生労働省ですら一部スマートフォンに非対応と、IT後進国と言っても過言では無い有様です。

サイトがスマートフォンに対応していないので、若者を就職させる気が無いと思われても仕方がありません。若者の就職支援に対する予算の割り当てが少な過ぎて、若者が民間企業に頼らざるを得ないのも仕方の無いことだと思います。

空(カラ)求人が多い

ハローワークで募集されている求人の中には、空(カラ)求人と呼ばれる、応募しても連絡の取れない求人というものが存在します。応募して企業からの連絡を待っていても、一向に来ずに時間だけを浪費してしまうという恐れが、空求人にはあるのです。もちろん、それはハローワークに限った話ではないのですが、無料で求人を募集できるという、ある種の責任感を伴わない点が、このような問題を引き起こしているのではないでしょうか。この空求人の確かな数は不明ですが、様々な統計情報から推定するに、全体の3~4割に及ぶのではないかと個人的には見ています。

なぜ限定公開動画を投稿するのか?

下記のYoutubeに公開された動画をご覧ください。

実はこの動画、なんと一般公開では無く、URLを知っている人のみが視聴できる限定公開方式で公開されているんです。一般公開して、就職に困っている若者達に広く周知するべきだと思うのですが、どうして限定公開にしているのでしょうか?推測の域を出ませんが、何か問題が有った場合の責任回避の一種だったりするのかもしれません。とはいえ、国や役所のすることは、我々一般市民には全く理解できません。

就職へ踏み出す第一歩としては有りだが・・・

就職に困ったら、とりあえず就職へ踏み出す第一歩や、雇用保険の受給時などにも足を運ぶ場所でもあります。そのため、あまり悪い箇所の指摘をして、この記事を見ている人に悪い印象を持ってほしくはないのですが、今回紹介した問題点は事実として存在しています。色々と不便があるかと思いますが、国が提供している支援策ではありますので、上手な利用の仕方を探してみてください。